まる。の生きる日記

抑うつ状態の女子大生が辛い記憶を忘れない為の日記。誰かに知って欲しいだけかもしれない。

はじめての教育実習を終えて

特別支援学校で教育実習をさせて頂いた。

 

本当に本当に、不安しか無かった。

 

普段の生活の中でさえ、朝起きれなかったり学校に行けなかったりする日があるのに、私なんかが実習してもいいのか、迷惑にならないだろうか、毎日行けるか、沢山の不安があった。

 

 

無事に実習を終えた

 

 

正直、すごく楽しかった。

 

 

児童との関わりはもちろんだが、私は担任の先生に救われた。

 

 

私は元々、自己肯定感が薄く「出来たこと」に目を向けることができない人間だ。

 

それは、要因として

「なんでも出来た」

自分が過去に居たからなのだろう。

 

少し頑張れば成績もよかったし、少し頑張ればスポーツ(球技)も音楽も他にも色々出来た。

 

できて当たり前という意識があったからこそ、出来たことに対しての達成感が人よりも薄く、称賛することが苦手だった。

 

 

日々の実習の中で、担任は毎日

「先生のこの声掛けめっちゃ良かったと思うよ」

「今の対応よかったね」

沢山、出来た部分に焦点を合わせてくださった

 

改善点はもちろん沢山あったし、こうすれば良かったと思う事もあったが

それ以上に沢山沢山、出来た部分を見つけては伝えてくださった。

 

 

何より、先生はきっと嘘をついてないだろうと思うことが出来た

それは、日々の児童との関わりや私自身と向き合ってくださる先生の様子から、

ただの称賛とは違い、先生が本当に感じた事・思ったことを素直に伝えてくださってるのだと理解出来た。

 

過去の経験からその辺りの上辺かどうかの判断にはとても敏感だったので、だからこそ、私にとってはそれが大きな影響になった。

 

 

 

人生で、ここまで自分が出来たことに目を向けることが出来たのは初めてかもしれない。

 

「できて当たり前」の自分から離れる事が出来たのは、初めてかもしれない。

 

 

本当に本当に、彼が担任のクラスに配属してもらって良かったと思える。

 

 

 

教育実習とは、児童との関わりの中で新しく教育の面に関して多くを学ぶ場なのだろう。

 

しかし私にとっては、自分自身と向き合う期間だった。

 

 

 

少しずつ少しずつ、前に進めてるのかな

 

 

友達にも家族にもこの事を話した。

 

 

彼が担任で本当によかった。

 

 

 

 

まだ、自分がやりたいこと、自分に出来ること、どう生きたいか、。

 

見つからない、生きたいと思うのはまだ少し難しい。

 

過去にも振り回される、現実は日々迫ってくる。

 

それでも、自分が出来たことに目を向けて、昨日の自分よりも少し成長した自分と向き合う事で、何か少しでも良い方に変われたらなぁ。