まる。の生きる日記

抑うつ状態の女子大生が辛い記憶を忘れない為の日記。誰かに知って欲しいだけかもしれない。

「17歳のカルテ」と20歳の彼との記憶

授業で途中まで見た映画を家に帰って最後まで見た。

 

境界性パーソナリティ障害を持った主人公を見てると、私が高校1年生の頃から2年生の梅雨頃に掛けて関わってた、同じ障害を持った友人のことを思い出した。

 

 

私がSNSを始めたのは中学の頃からだったが、今の界隈に足を踏み入れたのは高校一年生の冬、1月からだった。

 

彼との出会いは某配信アプリの3人程度の界隈だった。

フォロワーのフォロワーで、最初は少し変わった人だと思っていたが、悪い人じゃないと思っていた。

 

そして彼はとても歌が上手くて、高いキーがでてかっこよくて上手い彼の歌声がすごく好きで、彼の配信でリスナー私1人だった時もずーっと彼の歌を聴いて褒めてをしてた。

 

 

しかし、少し彼の執着が異常だと気づいた。

 

それまでに私はSkypeやLINEを交換しており、通話も何度かした。エロイプに近いような通話も少なくはなかったし、怖かったけど言い出せなくて、多分それは中学の頃の記憶もあり「断るのが怖い」「嫌われたくない」思いが強くて反抗できなかったんだと思う。

 

当時、SNSや学校で多くの人と関わってきて、私の家が普通ではないこと、もっと他に自分に人生があったことを知ったこと、そして今更元に戻れないことに絶望していた

それら「SNSをほぼ常に監視されてる」「家を継がなければいけない」などの「家に対する不満」や「絶望」が半端ではなくて、彼や同じ界隈の他のフォロワーにもよく話を聞いてもらっていた

 

「俺の家に来たらいい!一緒に住もう?」と言ってくれた時もあったが、SNSを家族に監視されてる上に現実的に無理な話だからと諦めていた

 

 

彼の執着に気づいた時は遅かった。

 

某配信アプリで配信を始めると必ず来る(当たり前のことかもしれないが当時の私は重度の配信中毒だったのもあり、常に居られるのが心地よく感じられなかった)

また、配信中に他のフォロワーと盛り上がってる時配信にコメせず潜って常に監視される(コメント打ち込み中と表示される時のユーザーIDから特定)

Twitterでの全てのツイートに関係ないリプをめっちゃしてくる(「ねぇ聞いて〜めっちゃ頭痛い」「無視しないでよ」「ねぇ???」)

 

 

彼は境界性パーソナリティ障害だけではなく複数の病気(躁鬱など)も持っていた

きっとこれはいわゆる他者依存という症状だったのだろうけれど、当時高校生で障害や病気について無知な私は関わり方が分からず「ネットから離れる」「ほかの連絡手段をできるだけブロックする」くらいしか思い浮かばなかった

 

どうせ家族にもSNSを監視されておりいつも

SNS辞めろ」

と言われていたので、私は一時的に(多分1ヶ月か2ヶ月か、。別垢で好きなフォロワーとだけ関わってたからわからない)SNSから去った。

 

 

 

彼との記憶はこれが全てではない、楽しかったことも沢山あるはず

ただでさえ忘れてしまう私のことだから、認識に差があるかもしれないし、事実関係も少し違うかもしれない

 

 

仲が良かった頃に彼に描いた私のイラストは、SNSから去ってもずーっとアイコンに使われていた

 

 

SNSに戻ってきた時はもうその界隈の人たちとは連絡をほとんど取っておらず、フォローもしに行かなかった。

 

 

検索してみたら、自分の描いたイラストがコテキャラになっており少し複雑な心境になった。

 

 

 

他にも当時色々、フォロワーとの人間関係が複雑でしんどかったから、いつか書き出せたらいいなと思う。

 

 

 

無知は人を傷つけることがある

そして自分自身を苦しめることも。

 

 

 

今でこそ勉強してるから良かったなぁと思える。

 

 

これから先色んな人と関わっていく上で、もっと学ばなければいけないことが多いだろう。

 

 

 

 

追記

自分垢消ししてなかったっぽい……。

過去の配信と自分の垢確認しに行ったら消したのは高2の冬頃みたい

でも、もう同じ界隈の人と関わってなかった。

あきらかにそこら辺の人らと距離置いたのは高2の夏だ。

そこら辺の記憶が曖昧すぎる、どうやってその依存の無限ループ終わらせたのか分からない

自然に無くなって行ったのが……。